こんにちは、Dr.ヨシダカイロプラクティック・院長の吉田です。
痛さ、温かさ、冷たさ、かゆみ等は【体性知覚】といいます。
(視覚、聴覚、味覚、嗅覚は異なる)
体性知覚は3つに分かれます。
①外受容器
触刺激、圧刺激、温刺激、冷刺激など体の外から受ける感覚
皮膚は温かさ、冷たさを感じるだけではなく圧力も感じます。
圧を強めると痛みに変わることも知っているます。それを侵害刺激と呼びます。
肌着が擦れても違和感がない、夏や冬に家の中でエアコンの効いている室内に入ると気持ち良さを感じますがすぐに慣れる。体に害が無いと安心して脳に変化や信号を送らなくなる。
②内受容器
内臓器官の機能や身体の内部の状態に関する感覚(多くは無意識)
喉元過ぎれば暑さ忘れる。内臓で温度を感じる箇所は少ないです。
体内が一定の温度に保たれているので熱や冷たさに敏感になる必要がない。
手術で体内のポリープを焼き切っても何も感じない。
◆腸閉塞、尿管結石のように詰まったりすると危険信号として激痛を脳に伝えます。逆流性食道炎の胃酸過多や心筋梗塞による血流・酸素不足もむかつきや痛みを感じる。
③固有知覚
体や手足の位置、姿勢、動き、スピード、方向に関する感覚 バランス感覚(自覚無し)
これらの3つの体性感覚は意識が無くともに情報の選別を行います。無意識下での処理を行うことで痛みとして伝えるかどうかを判断しているのです。
これはその時に心的状態、外的環境によっても変わります。おなじ【熱さ】のお風呂でも熱く、ぬるく感じることがあります。
皮膚、筋肉、内臓からの情報を脳に伝達する感覚神経の通り道は背骨の後ろの出口付近にあるDRG(後神経節)にあります。
当院は、肩こり、腰痛、坐骨神経痛、産前産後ケア、側弯症などでお悩みの患者さんが多く来院されます。
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